手の痛み、腱鞘炎だけじゃない?

痛みの原因と疾患別セルフケア

「手が痛い=腱鞘炎」「使いすぎだから仕方ない」と思われがちですが、実際には原因はさまざまです。
日常生活や仕事、年齢や性別によっても症状の種類や重症度が異なります。

ここでは、手の痛みに関係する代表的な疾患について、その特徴や整形外科で行われている処置、簡単にできるセルフケア方法をご紹介します。

※整形外科外科での主な処置は疾患に対して、必ずしも行われるものではありません。あくまで一般的な処置を例として述べています。


■ ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)

特徴:
親指を動かす腱が通る腱鞘が炎症を起こし、親指の付け根から手首にかけての痛みや腫れが出ます。親指を広げたり、つかむ・絞る動作で痛みが強くなります。

好発:
・20~50代の女性に多く、特に出産・育児中の方やスマホ・PC使用が多く、親指だけで画面操作を行いがちな方に多発

整形外科での主な処置:
・消炎鎮痛剤の内服または外用薬(湿布)
・ステロイド注射
・固定具による安静
・難治例では腱鞘の切開手術

セルフケア:
・親指の酷使を避ける
・腫れや熱感があるときは冷やす
・急性期を過ぎたら軽いストレッチ


■ ばね指(弾発指)

特徴:
指を曲げ伸ばしする際に引っかかりや違和感があり、「カクン」とばねのように動いたり、指が動かなくなることがあります。進行すると腫れや痛みが強くなります。

好発:
・40~60代の女性に多い
・糖尿病や更年期の女性にも多発傾向あり

整形外科での主な処置:
・局所の安静と固定
・消炎鎮痛薬の投与
・ステロイド注射
・重度の場合は腱鞘切開術(手術)

セルフケア:
・指の軽いストレッチ(痛くない範囲で)
・負担のかかる作業を減らす
・テーピングで可動域を制限する


■ 母指CM関節症(母指の付け根の変形性関節症)

特徴:
親指の付け根にあるCM関節が変形し、つまむ・ひねるなどの動作で痛みや腫れが出る慢性疾患です。進行すると変形や可動域制限が起こることもあります。

好発:
・50代以降の女性に多い(特に更年期)
・関節の酷使や加齢による軟骨の摩耗が要因

整形外科での主な処置:
・消炎鎮痛薬、関節安定サポーターの使用
・ステロイド注射
・重症例では関節固定術・関節形成術などの手術

セルフケア:
・親指に負荷をかける動作を減らす
・サポーターやテーピングで固定
・お風呂などで温めて血流を促進する


■ 手根管症候群

特徴:
手首の中を通る正中神経が圧迫され、親指・人差し指・中指・薬指の一部にしびれや痛みが出ます。夜間~明け方に症状が強くなるのが特徴です。

好発:
・40代~60代の女性に多い
・妊娠・出産期、閉経後、更年期の女性、糖尿病・甲状腺疾患のある方に多くみられます

整形外科での主な処置:
・消炎鎮痛薬やビタミンB12内服
・ステロイド注射
・手首の固定(ナイトスプリント)
・難治例では手根管開放術(手術)

セルフケア:
・手首のストレッチや軽い体操
・睡眠時に手首をまっすぐ保つ
・長時間のキーボード操作を避け、こまめに休憩を取る


健康堂の施術でできること

当院では、患者様の症状に合わせて、痛みの軽減再発の防止を目的に施術を行っております。

主な施術内容

  • ハイボルテージ療法
     → 神経・筋肉の深層にアプローチし、痛みを早期に抑制します。
  • 手技療法(マッサージ・関節調整など)
     → 筋緊張や関節の可動性を改善し、機能回復を促します。患部だけではなく、手~腕~肩全体からアプローチ。筋・腱・関節のバランスを整え、回復を促進
  • 鍼灸施術:鍼灸による鎮痛消炎作用を促す効果、血流改善・自律神経の調整により、自然治癒力を引き出します

手の痛みは放置してしまうと慢性化し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
少しでも違和感を感じたら、早めの対処と専門的なケアが大切です。

気になる症状がある方は、ぜひ健康堂へご相談ください。

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