代表的な4つの疾患と「原因・好発年齢・特徴」/当院でできること
膝の痛みは「年齢のせい」「使いすぎ」だけでは説明できません。
原因となる部位(軟骨・腱・靱帯・滑膜)や体の使い方のクセ、筋力バランスによって症状は変わります。ここではご相談の多い 変形性膝関節症・鵞足炎・膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)・関節リウマチによる膝関節炎 をわかりやすく解説し、当院で行えるケアも併せてご紹介します。
1)変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)
原因(詳しく)
- 軟骨の変性:加齢や長年の負荷で関節軟骨がすり減り、骨どうしの接触→炎症(滑膜炎)→骨棘形成へと進みやすくなります。
- 荷重軸の乱れ:O脚傾向や半月板損傷の既往で、内側コンパートメントに体重が偏ると内側の摩耗が加速。
- 筋力低下と柔軟性低下:大腿四頭筋・中殿筋などの弱さ、ハムストリングスや腓腹筋の硬さで衝撃吸収が低下。
- 体重増加・長時間の立ち作業:1歩ごとに体重の2〜3倍の力が膝にかかるため、負担が蓄積。
- 過去の外傷:半月板損傷・靱帯損傷後の二次的変性。
好発年齢
- 50歳以上に多く、女性に多い傾向。
特徴
- 動作開始時痛(立ち上がり・歩き始め)、階段の上り下りで痛み。
- 腫れ・こわばり、進行するとO脚や可動域制限、軋み音(クレピタス)。
当院でできること
- 筋緊張をほぐす:大腿四頭筋・ハムストリングス・腓腹筋・腸脛靱帯などを丁寧にリリースし、関節面の圧を軽減。
- その人に合うストレッチ運動:太もも前後・ふくらはぎ・股関節(外転・外旋)の個別プログラムで可動域と衝撃吸収を改善。
- 電気治療:低周波/干渉波/超音波などで深部の筋・腱・滑膜周囲へアプローチし、痛みと筋緊張を緩和。
- 併せて:殿筋強化・体重管理アドバイス・歩行や階段のコツを指導。必要に応じ整形外科と連携します。
2)鵞足炎(がそくえん)
原因(詳しく)
- 摩擦と牽引の繰り返し:縫工筋・薄筋・半腱様筋が交わる“鵞足”部(膝内側やや下)で、ランニング・坂道・階段により腱が擦れて炎症。
- アライメントの影響:O脚・扁平足・足部の過回内で内側に負荷集中。
- 柔軟性不足とフォーム:ハムストリングスや内転筋の硬さ、内股傾向の走り方で腱の滑走が悪化。
好発年齢
- 中高年女性、ランナーや球技系アスリートに多い。
特徴
- 膝の内側〜少し下のピンポイントな圧痛、階段や走行で増悪。
- しゃがむ・立ち上がる・方向転換でツンと刺すような痛み。
当院でできること
- 筋緊張をほぐす:縫工筋・薄筋・半腱様筋に加え、内転筋群・内側ハム・腓腹筋内側頭まで広くリリース。
- その人に合うストレッチ運動:内もも・ハムの長短差を評価し、角度と持続時間を最適化。股関節の内外旋可動も改善。
- 電気治療:痛みの強い局所は電気刺激で鎮痛+深部循環の促進。運動前後の組み合わせで回復を早めます。
- 併せて:フォームチェック・シューズ/インソール提案・練習量の調整で再発を予防。
3)膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)
原因(詳しく)
- 伸展機構の過負荷:ジャンプ・ダッシュ・急停止で、大腿四頭筋→膝蓋骨→膝蓋靭帯→脛骨粗面へ強い牽引が反復。
- 急な練習量/強度の増加、硬い床、着地動作の崩れ(膝の内側入り・足部過回内)。
- 柔軟性バランス:大腿四頭筋や腸腰筋の短縮、足首背屈制限による代償ストレス。
好発年齢
- 10〜20歳代の競技者(バレー・バスケ・陸上跳躍)。
特徴
- **膝のお皿の下(膝蓋骨下極〜膝蓋靭帯)**の限局痛・圧痛。
- 踏み込み・着地・階段下りで増悪。進行で運動外でも痛みや朝のこわばり。
当院でできること
- 筋緊張をほぐす:大腿四頭筋・腸腰筋・腸脛靱帯・前脛筋・下腿三頭筋の連鎖をまとめて調整。
- その人に合うストレッチ運動:四頭筋・ハム・アキレス腱の順番と負荷を個別設計。競技に合わせ**段階的エクササイズ(例:デクラインスクワットの強度設定)**を指導。
- 電気治療:痛みの抑制と組織回復をねらい深部までアプローチ。練習前のコンディショニングにも活用。
- 併せて:着地フォームの指導・テーピング・練習計画の見直しで復帰をサポート。
4)関節リウマチによる膝関節炎
原因(詳しく)
- 自己免疫反応により滑膜(関節の内張り)で慢性炎症が起き、軟骨・骨の破壊へ進行。
- 遺伝的素因に生活環境要因(感染・喫煙・ストレスなど)が絡み、全身性に関節が炎症を起こしやすくなります。
好発年齢
- 30〜50歳代の女性に多い(男女比は女性優位)。
特徴
- 朝のこわばり(30分〜1時間以上)、左右対称の関節痛・腫脹・熱感。
- 疲労感や微熱、膝以外の小関節にも症状が出ることが多い。
当院でできること(※医療連携が前提)
- まずは整形外科/リウマチ科での診断・薬物治療が基本。当院ではその補完として:
- 優しい筋緊張リリース:炎症期は刺激量を抑え、こわばり軽減を目的に。
- その人に合うストレッチ運動:痛みの少ない範囲で可動域維持と日常動作の楽さを狙う。
- 電気治療:炎症の強さを評価しながら鎮痛中心に活用(熱感・強い腫れがある時は回避/調整)。
- 症状の変化や副作用が疑われる場合は速やかに医療機関受診を促します。
痛みを長引かせないために(共通)
- 痛みが強い・熱感や明らかな腫れがある・関節が抜ける感じがする・外傷直後は、まずは整形外科受診をおすすめします。
- そのうえで当院では、
- 筋緊張をほぐす(周囲筋のバランス調整で関節の負担を軽く)
- その人に合うストレッチ運動(柔軟性と可動域を回復し再発を予防)
- 電気治療で深部までアプローチ(鎮痛・循環促進・回復サポート)
を軸に、生活動作のコツ・運動量の調整・必要時の医療連携まで一貫してサポートします。
まとめ
膝の痛みには必ず「理由(原因)」があります。
原因に合ったケアを行えば、痛みの軽減と再発予防が期待できます。
「自分の痛みのタイプがわからない」「どこから始めればいいか不安」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。状態を評価し、あなたに合う最適なケア計画をご提案します。
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